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?綴り(ちょい残酷?)
2011-04-02 Sat 01:15
「早く片付けろ。 これから“大切なお客様”が来るのだ」
 私は研究室を手下達に片付けるよう命じる。特に、本棚を綺麗に整理させていた。いらなくなった本を捨て、空いた場所を「部屋」にするつもりだ。
 私は手下達が手を抜いていないか、入念に確認して回った。
 その途中、新しく手下に加わった少年が退屈そうに歩き回っていることに気付く。
 すぐに私はその少年に注意しようと思った。――が、すぐに考え直す。彼には“お客様”の従者という重大な仕事を与えるつもりだ――今注意して後で仕事に支障をきたすと困るのだ。
『博士、到着されました』
「よし、女達に用意した服に着替えさせるよう伝えろ」
 そうこうしているうちに、耳元に付けた無線に連絡が入る。私はそう返事をした後、改めて研究室を見回した。……まだ散らかっているが、もう少し急がせば大丈夫だろう。
「ついに来るぞ、“彼女”が」
 私は手下全員に聞こえるようにそう言った。
 それを聞いて、慌てたように全員が手を先程より早く動かす。“彼女”がここへ到着するまでにもう少しかかる。これなら大丈夫だろう。
 私はまた見回りをしながら、“彼女”を思い浮かべる。……それだけで胸が高鳴ったのだった。

 その数分後、研究室はすっかり綺麗に片付いていた。用が済んだので、私は少年以外の手下全員を追い出す。
 その最後の一人が出て行ったとすれ違いに、別の手下が入って来た。――先程の無線の手下だ。
「博士、お連れしました」
 その手下がそう言うと後ろにいる人影に、中に入るよう手で合図する。
 抵抗することなく、その人影――“彼女”はうつむきながら、中に足を踏み入れる。
 “彼女”は用意し着させた漆黒のドレスの裾を鳴らしながら、私に歩み寄った。そして、目の前に立つと、その場にひざまずく。――私がそうさせたのである。
 私は“彼女”の首、手首、足首を順に見つめた。“彼女”の首には銀のペンダント、手首と足首には同じ銀のリングを付けさせている。それらが私に従う“鎖”の効果を担っていた。
「姫、お久しぶりです。 ところで、“鎖”が効かなかったのを見ると、今度は随分と遠くへ行かれたようですね?」
 ただ、“鎖”は距離が遠ければ遠いほど、効果を発揮しないという欠点があった。なので、“彼女”が遠くへ逃げた時に“鎖”は全く意味をなさなかったのだ。
「………………」
 “彼女”は唇を固く結んで、私の問いかけに答えようとはしなかった。
 すぐに答えさせようと思ったが、“彼女”が小さく震えているのを見ると気が削がれた。……恐らく、私に恐怖を感じているのだろう。

 ――なぜ、私を恐れる?

「……まあ、いいでしょう。 そうそう、あなたに紹介したい者がおります」
 少し気分が悪くなったが、それを振り払うように首を横に振るとそう切り出した。私は少年を探して部屋を見回す。しかし、彼の姿は見当たらなかった。
 不思議に思っていると、突然、頭上から無邪気な笑い声が聞こえた。見ると、少年が一番上の本棚に座っている。一体どうやって登ったのだろう?
 すぐに降りさせようとしたが、“彼女”が立ち上がり、じっと少年を見つめ始めたので考え直した。
 その視線に気付いたのか、少年が“彼女”に楽しそうで無邪気な笑顔を向けた。
 ――その時。
 少年につられたように、“彼女”が笑みをこぼした。
 ……美しい笑顔だった。
 その笑顔がもっと見たくて、私は“彼女”の顔を覗き込んだ。
 すぐに気付いたのか、“彼女”は身を強張らせる。そして、私を避けるかのようにそっぽを向き、私に笑顔を見せまいとするかのように顔を両手で覆った。

 ――なぜ、私を避ける?

 私はその場に立ち尽くし、腸が煮え返りそうになるのを感じていたのだった。

――という感じの夢を見ました←
いや、書き起こすためにちょっとアレンジ加えたけど
覚えていたのを反芻すると、どっちが主体なのか分からなくなったので練習がてら、あえての悪者サイドで書いてみました
……で、自分で書いておいてアレなんですが、狂愛的な匂いがしたので何だか怖くなりました←←
けど、たまにはこういうのも、いいん、だろう(いいのか!?

この先どうなるんだろうねぇ
そんなことやそこまでの経緯を考えてみるのもまた楽しいんですけどね
ちなみに、私は彼女に逃げてほしいです
今んとこ、私の中に、愛するキャラ達を不幸にしてしまうという発想は根付いていないので……(でも「未遂」はあるけどな
けど、そういう発想もたまには必要、なん、だろう(だよね?!


――という訳で、主体謎だったので夢綴りをしてみました
みなでした(・д・)ノ
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